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<泉涌寺祈願祭>2022年9月18日開催。

開山俊芿が泉涌寺堂塔伽藍建立の勧縁疏に後鳥羽上皇、後高倉院が賛同され資を寄せられたことは、泉涌寺と皇室の深い縁を感ずる出来事であった。俊芿示寂の後、応永18年(1411)10月には後小松天皇から「大興正法国師」の号が贈られ、享保11年(1726)2月には中御門天皇から「大円覚心照国師」の号を、さらに明治16年(1883)6月には明治天皇から「月輪大師」の号が贈られている。

仁治3年(1242)1月、四条天皇が12才で崩御されると当山で御葬儀が行われ、御陵が開山大師御廟近くで営まれ、当山に天皇の御影や尊牌が奉安され、皇室の御寺としての寺格が備えられた。

その後、応安7年(1374)1月、後光厳院をここで御火葬申してから以後九代の天皇の御火葬所となり、後水尾天皇から孝明天皇までの江戸時代の全ての天皇、皇妃の御陵もここに造営された。さらに明治維新の後は他山奉祀の歴代天皇、皇妃の菩提寺「御寺(みてら)」として尊崇されるようになる。

また泉涌寺道を登った所、伽藍の最も高い位置に建つ大門は、「東山J の額を掲げて東山門とも呼ばれます。 慶長度内裏の南門を寛永年間に移築した四脚門で、屋根は切妻造の本瓦葺き、組物は三斗組で妻に板墓股を用いています。 とくに入り側の墓股には唐獅子・龍・膜麟・ 2莫などの霊獣彫刻があるなど桃山建築の遺風を感じさせ、簡素ながら堂々とした正門となっています。

主催:「泉涌寺から新世を開く」実行委員会
協力:J-Rights

 

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